株式会社 総合設計   
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会社概要

社長インタビュー

総合設計の新しい取り組み


 今回の上場企業との資本提携の目的と効果は何でしょうか?


A.まず最初に、設計事務所として、安心の設計を提供する上で、多くの設計事務所が抱える問題とは何でしょうか。それは、中小企業とりわけ設計事務所に多い同族企業にありがちな、

“いつまで会社が存続するのだろう?”

という事業継続性です。お客様から見れば、いくら技術や実績があって今は経営が安定していても、創業者又は同族経営とともに無くなってしまう会社では、長期的なパートナーとして安心して取引をすることが難しいと思います。それはまた、優秀な人材を採用し擁し続けるうえでも、顧客の期待に応える社員らが安心して働くためにも同様のことが言えます。特に高齢化の進む設計業界において、これは喫緊の課題とされています。

 そのために、総合設計はどのような解決策を?


A. そこで、技術力・機動力・人材・財務・・・今までの総合設計の良いところは全て残しつつ、かつ同族経営のデメリットである事業継続性の課題を払拭するために、このたび、高い安定性を期待できる上場企業を資本的パートナーとして選び、それに加えて経営の客観性もより高めることで、お客様に対して将来も永続的に安心して取引いただける体制を整備することになりました。

 逆に、デメリットはありませんか?


A. 公共性が高く息の長い設計案件を安心してお任せいただくには、上場企業である親会社の長期安定性はもちろん、中立・公平な立場で設計できるかがお客様にとって重要になるかと思います。しかし、心配は無用です。今回の資本提携先は、産業向けにニッチな分野でトップシェアをもつエンジニアリング企業、カーリットホールディングス株式会社(株式コード:東証1部4275)で、歴史は約100年と深く、浅野セメントでおなじみの浅野総一郎が興した会社が母体です。社歴が長く安定した業態であることはもちろん、公共性の高い弊社設計業務の中立性・独立性を維持すべく、設計業務の後流工程に影響を与えるような建築土木業界・ゼネコン等とのパートナーシップをあえて避けたことで、お客様に対して今まで通り高い中立性・公平性を堅持した設計業務を行っていくことが可能です。
また、親会社はホールディングカンパニー(持ち株会社)ですので、グループ内での事業会社各社の独立性は高く、弊社設計業務に細かく干渉されることもありませんので、中立性と機動力は何ら変わりません。

 その他に、今までと変わってしまうことはありますか?


A.ご安心ください。今回の資本提携は“事業譲渡”や“合併“ではございませんので、総合設計は引き続き総合設計として変わらず存続し、同じ社員で今までと同様に設計業務を行います。今回の資本提携は株主が上場企業に変更し、より経営の透明性と安定性を高めるというメリットを生むものであり、総合設計が無くなったり設計事業が別会社に移管されるわけではございませんので、何卒ご安心ください。
また、今回の提携は友好的M&Aであり、投機的買収や事業不振による買収などではございません。弊社は設計事務所としてはめずらしく安定した利益水準と高い技術力・人材を長期にわたり維持しており、今後は上場企業グループの一翼を担う存在として、設計業務を通してさらに高い社会的役割と実績を展開してまいります。

 今後の展開は?


A.今まで弊社が持っていた良い点でもある、
機 動 力 × 技 術 力 × 中 立 性 × 高 品 質 × 財 務 力 × 人 材 力
を維持しつつ、さらにそれを高めてまいります。お客様のパートナー戦略(協力会社戦略)のなかで、永続的なパートナーとして弊社を位置づけていただけるべく、さらなる“安心・安全・安定“の経営を推進し、多くの設計事務所が抱える“技術力・財務・人材・永続性”といった問題点を、いち早く払拭した新しい形の設計事務所として高い評価をいただけるよう、より一層の改善と取り組みをしていく所存です。

今後とも、弊社総合設計に、引き続き厚いお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。

平成二十五年十月 株式会社総合設計



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