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採用関連

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総合設計はこんなところ!(前編)



技術があるだけじゃ何でダメなんだろう!?


たとえば、高層ビル・高層マンション、制震・免震の設計は、とても高い技術力が必要だと皆さんは想像されると思いますが、いかがですか? − たしかにその通り。高い技術力は必要なんです。 じゃ、それらの設計ができたら一生食べていけると思いますか?いいえ、それがそうでもないんです。 なぜでしょう? たしかに高い技術力を持っていることには間違いありませんが、一方でそれを設計できる事務所が実はそれなりに存在するという現実もあります。また、制震・免震もいつも同じような建物なら一度やってしまえば同じ事の繰り返し...。だから、高い技術力というだけでは価格競争に常に巻き込まれてしまいます。


そうか...
いくら高い技術で仕事をしても、
一生安く働き続けるのはつらいよなあ。


でも技術力さえあれば、きっと価格競争とは無縁な大プロジェクトを依頼されるのでは!?


たとえば、あなたがとても高い技術を持っている建築士だったとして、それだけでお客さんがあなたに大きいプロジェクトを任せるかどうか? − それはおそらくないでしょう。なぜでしょうか? だって、あなたがもしお客さん側だとして、自分が大きいお金を掛けたプロジェクトだったら、それをたった一人の建築士に任せますか?おそらくしないでしょう。だって、プロジェクトの途中でその建築士が病気で倒れたらどうしますか?プロジェクトが止まってしまいます。じゃすぐ他の建築士に頼みますか?いいえ。誰だって他人が途中までやった仕事は中身が分からないので手を出したがらないでしょう。じゃ、お金を返してもらう?一人で仕事をしている建築士にそんな余裕の資金力はないでしょう。 つまり、大きいプロジェクトを任されるには、その責任に対応できる確かな組織力を持つ会社が必要なのです。だから、そういった確かな会社に在籍していなければ、そもそも重要な設計案件で腕を磨くことも難しいのです。


それもそうよね。
誰だって、重要なプロジェクトを任せるなら
しっかりした会社に任せるわよね。


じゃ、若いうちにいろいろな会社で腕を磨いて、いずれそういった会社に入ればいいのでは?


どんな業界でも、自社の高い技術をすぐ辞めるような人に教えると思いますか?また、そんなに高い技術を、短期間で転々としながら身につけられると思いますか?技術がそんなに簡単に手に入るなら世の中誰も苦労はしません。そんなにおいしい話は現実には無いのです。


なるほど。
転々とすればそれだけ浅い技術しか
身につかないんだね。


でも、いろんな会社で、幅広い技術を身につければ重宝されるのでは!?


転々とすれば確かに広い技術は身につくかもしれません。でもそれは浅く広い技術。いくら幅広く知っていても、それぞれが浅い技術では誰も見向きはしません。 なぜならお客さんは常に高い技術を求めるからです。スポーツで言えば、野球もサッカーもそこそこできるからといって、プロからお誘いはかからないのと同じです。 野球チームは野球の高い技術を持っている人を欲しがるし、サッカーチームはサッカーの高い技術を持っている人をほしがります。両方がそこそこできるというだけでは、どちらのチームからもお誘いはかかりません。“幅広い技術”という言葉も響きが良いので誤解を招きやすいですが、そもそも深い専門性と確かな実績があってこその“幅広い技術”です。単に知識が広いというだけではダメなのです。


“幅広い”ってとても魅力的に聞こえるけど、
それだけじゃかえってマイナスになることも
実は多いのね。


でも、昔の技術者は、いろんな会社で腕を磨いて独立したと聞いていますが?


たしかにその通りですね。でも昔と今では環境が異なるのです。昔はもう少しビジネスもお客さんもおおらかで、その人個人の人となりを見てくれました。だから技術があればそれなりのチャンスに巡り会うこともできたのです。でも現代はちょっと違います。もちろん人としての信頼は大切ですが、今はもっと契約社会。 大きいプロジェクトであれば、それに堪えられる資金力があるかを問われます。難しい設計案件であれば、それに応えられる有資格者が揃っているかを見られます。重要施設ということであれば既に実績が十分あるか、ISO等の品質認証を取得しているかなど、組織力も評価対象になります。“エースがいる”というだけではダメなのです。 また、そもそも昔は製図台と電卓だけで独立できましたが、現代の構造設計では数多くの高価なソフトウェア・ハードウェア、スタッフが必要なのでお金もたくさん必要なのです。


そうか。時代の流れでお客さんの視点も
結構変わったのね。それに、設備投資の額も
そう簡単な金額じゃないんだわ。


じゃあ、大企業の設計部を目指せば安心ですか?


そうとは限りません。世の中、大企業の設計部だけで実際の設計業務が進められるなら、設計事務所は存在しません。実際の詳細設計のスキルを磨くならやはり設計事務所がベストです。なぜなら大企業になればなるほど、受け持つのは上流計画や取り纏め。実際の設計は、協力している設計事務所が担っていることが多いのです。 上流工程でも図面や計算書を見る機会は多いので、たしかにそれらを見抜く力は身につきます。でも一方で、見ているだけではその図面や計算書を白紙の紙から作成する技術はなかなか身につきません。”設計を理解する技術”というのと”実際に設計ができる技術”というのは、似ていますがちょっと異なるのです。ですから、“実際に設計できる技術を身につけたい”“手に職を付けたい”と考えるなら、やはり日常的に実際の設計を行っている設計事務所で腕を磨くことがベストです。


やっぱり、見るだけじゃなくて、
自分の手で、白紙から設計できる技術を、
ちゃんと身につけたいなあ。


そうなると、仕事がおもしろそうな設計事務所に入れば安心ですか?


おもしろそう、だけでは危険です。若いうちは「好きなことができれば給料はいらない、給料が低くても好きなことができればいい!」なんて格好いいことを考えがちですが、じゃあ、そのまま一生給料が低くて大丈夫ですか? たとえば30歳ごろ結婚したら?子供ができて家庭を持ったら?低い給料でも好きなことだけやらせてもらえたら満足ですか?− 実際には生活できなくなってしまいます。 じゃあ最初激安でもそこから急に給料が上がっていくか?それも考えにくいです。だって給料が30歳で急に上がるくらいなら、そもそも20代でもそこそこ貰ってるはずです。20代で安すぎる給料体系なら、30超えても40超えてもやはり給料が上がりにくい可能性があります。 また途中で転職するにしても、安い給料の仕事しかしなかった人にいきなり高い給料を出す人はいません。「自分は給料は安いが高い技術を持っているんだ」というのはだいたいの場合自己満足にすぎません。だってどんな会社でも、本当に高い技術を持っている人には相応の評価をしているのが当たり前だからです。 ですので、仕事がおもしろいと思うことも大切ですが、自己満足に陥らずに、客観的に自分の将来の人生設計を考えキャリアを築くことも大切です。


やっぱり、自分の人生や家族に対して
責任を持ちたいよね。
そうすれば頑張れる気がするよ。


じゃあ、それなりの売上げと人数を抱えている設計事務所に入れば安心ですか?


これもそうとは限りません。いくら社員数が多くても、業績が悪ければ給料だって払いたくても払えません。たとえば売上高を社員数で割った数字。会社は、皆さんの給与の他に、事務所の家賃やコンピュータ、ソフトウェア、光熱費、社会保険料、外注費・仕入れなどなどいろいろな経費がかかります。全社員で平均すれば、一人あたりの売上高からそれらを引いたものが自分の給料につながります。つまり、単純に売上高を社員数で割った数字がそもそも低ければ、それだけ給料も低い可能性があります。人数が多い会社でも、一人あたりの売上高が不自然に低い場合は中身をしっかり見極める必要があります。


いろいろな会社の説明会に行くと華やかな事ばかり
説明されるけど、やっぱり冷静に見極めなきゃ。
確かにそういった数字は説得力があるわね。


それらをクリアできる会社なら安心ですね?


いいえ、もうひとつ別の問題があります。それは、 “自分が働きたい会社が、はたしていつまで続くか” です。だって、働きたいって思う会社が、いつか無くなってしまったら結局転々とせざるをえませんよね? 会社が続く要件は、もちろん業績が安定していることも必須ですが、もう一つは「将来、誰が会社を継続させるのか?」です。新聞でも時折見かけますが、昨今の中小企業に多い問題が「事業承継」です。創業者や同族が経営している会社では、いずれその会社を誰かが引き継がなければ存続できません。しかし会社を引き継ぐというのはとても大変。単に仕事ができる社員がいればよいのではなく、会社を運営するための資金を何とかしなければいけないからです。 上場企業の場合、会社の運営資金は多くの株主が分散して担っています。でも上場していない企業は、その資金を主たる株主である経営者・同族が負担しなくてはいけません。10万、100万ぐらいならなんとかなるかもしれませんが、何千万、何億円の資金を急に負担できる人は少ないでしょう。そのせいで、経営者が亡くなると同時に解散したり、経営が混乱し衰退する会社も少なくありません。


そうか...今は大丈夫そうでも、自分がいる会社が将来なくなったら
確かに困るよね。若いときならともかく、自分がイイ年齢になってから
会社が無くなったら家族にも心配をかけてしまうし。


では、どうやって自分に合う設計事務所を見つければ良いでしょう?


華やかな技術ばかりをアピールする、良さそうな話や夢ばかりを語る... 確かに暗い雰囲気の会社よりその方がいいですが、有言実行できている会社の方がもっといいですよね。
当社を例にとるなら、当社にももちろん高い技術力がありますが、同族企業ではなく上場企業が株主であるなど他の設計事務所にはない客観的な安定感もあるのが大きな特徴です。 高い技術力を長く維持するには、社員が長く働ける会社でないとダメだからです。


総合設計は技術力だけでなく、
そういった組織力の部分も堅実で
しっかりとしている設計事務所なのですね。


それでは、(株)総合設計は具体的にどんな会社なのでしょうか?



【単に高い技術というだけでなく、希少性のある高い技術!】
当社が手がける設計は、難易度が高いだけでなく、希少価値も高い、のです。なぜなら建築と土木が合体した大規模複合構造の構造設計というのは、実はほとんどの設計事務所では手がけることが難しい案件なのです(その詳細はのちほど”総合設計はこんな会社:後編”をご覧ください)。普通の設計技術者が避けて通るような手応えのある真の技術力が、当社の設計には求められます。

【口先だけではない、客観的な安定性!】
いくら技術力があるって言われても、将来長く続く会社かどうかは別物です。たとえば人数や売上高が多くても、収益力が伴っていなければ財務的に危険ですし、ワンマン経営・同族経営では、将来の経営者の進退によって会社の存続が危ぶまれることがあります。その点、当社は設計事務所としてはめずらしく安定した収益体質と上場企業をバックボーンに持つ設計事務所であり、客観的な安定感と経営の透明性も保持しています。これは、お客様だけでなく働く社員にとっても重要で、安定した会社であるからこそ優秀な社員が安心して長く働き続けることができるのです。

【でも、上場企業だって潰れることがあるよね!?】
ご安心ください。親会社(※)は、戦前の産業界で著名だった浅野総一郎が興した会社が母体で、社歴は約100年と長く、かつ業種も堅く、長期にわたり安定した実績がある会社なんです。 また、公共性の高い弊社設計業務の中立性・独立性を維持すべく、設計業務の後流工程に影響を与えるような建築土木業界・ゼネコン等とのパートナーシップをあえて避けたことで、お客様に対して今まで通り高い中立性・公平性を堅持した設計業務を行っていくことが可能です。
(※)カーリットホールディングス株式会社(株式コード:東証1部4275)

【でも、上場企業のグループ会社じゃ、親会社の言いなり!?】
いえいえ、ご安心ください。当社は親会社から仕事をもらっている子会社とは違いますので、そういった制約はありません。また、利益水準はグループ内はもちろん一般的な技術系企業と比較してもトップクラスであり、その力でグループを活性化する役割を期待されています。それにくわえ、親会社はホールディングカンパニー(持ち株会社)ですのでグループ内での事業会社各社の独立性は高く、当社のほとんどの設計業務は親会社とは関係なく単独で受注するため、逆に親会社に甘えることなく自立した意識が大切となります。


なるほど。だんだん総合設計のことが分かってきました。
今度は総合設計が持っている技術力と普段の仕事について
もう少し教えてください。

分かりました。それでは、
【総合設計はこんな会社:後編】ページ
で説明しますのでクリックしてくださいね!


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